【转自北陆先端大学:http://www.jaist.ac.jp/~as-asami/exam_research_plan/exam_research_plan.html】

受験予定のみなさんへ 入試前から研究はスタートする 研究計画書の書き方

入試では、今までの実績や研究の経過を説明するほか、最も大切なことは研究計画を提示して、自分の研究に理解を得ることです。また、研究することができる知識やスキルを、受験生として十分持っていること示すことも、研究計画書の重要な役割です。そこで、このページでは、大学院入試で重要な「研究計画書の書き方」を説明することにします。
なお、本学、北陸先端科学技術大学院大学を受験するのであれば、事前に計画書の作成について教員や先輩の学生たちに相談することもできます。(敷田)に相談もできます。そ場合は下記のメールから(敷田)まで連絡して下さい。

研究計画書を書く目的は?

入試、特に大学院の入試のために作成する「研究計画書」の第一の目的は、「面接で試験担当(面接)者とコミュニケーションをとる」ことです。ですから、どれだけ内容が素晴らしくても、自分にしか解らない独特の研究計画書を書いては、その目的が達成できません。
 そこで、一方的に自分の優秀さや実力を表明する計画書ではなく、入試の面接者とできるだけ研究を共有し、そこから自分の研究の面白さや可能性を説明できればよいと考えて研究計画書を作成してはどうでしょうか。

 大事なことは、研究計画書を入試における「コミュニケーション素材」と考えることです。もちろん、事前審査でも、計画書が客観的に評価されると思いますが、自分の研究の可能性を面接者と共有する点では同じです。

受け取って困る研究計画書とは

研究計画書の相談の際には、「困った研究計画書」をよく見ます。それは、「○○を研究する」とか「○○を調査する」とだけ書かれていて、具体的な研究内容、つまりどのような方法や手法で研究するか、またそのプロセスが書かれていない研究計画書です。面接では「じゃあどうやって研究するの?」と聞かざるを得なくなって、それ以上の展開はありません。。。。

また、「地域や地域再生を研究したい」という希望を持っている学生の場合、時として、「観光客を増やすことを研究する」「地域再生を実現する」など、具体的な問題の解決策を提案するという「実践的な内容」を書いてきます。しかし、それは研究ではなく、実践して問題解決した方がよい内容です。つまり、わざわざ研究しなくても、明日からでも個人的に努力することができます。

どうしても「観光客の増加や地域再生がやりたい」、つまり「実践」がやりたいのであれば、大学院ではなく実社会に出て、また自治体やNPOに勤めてするほうが現実的です。わざわざ大学院で学ぶことをお勧めできません。

特定の課題を解決する研究をしたいという強い希望がある場合を除いて、「なぜそうなったのか」「どういうプロセスでそうなったのか」などの理由を説明したり、起きている現象に新しい意味を見いだしたりすることが研究だからです。そのため「実践的」な問題解決の計画書を書いても、研究するよりも、社会で解決を実践してはどうかと思われてしまいます。

 つまり、具体的な問題の解決は、わざわざ大学院で研究しなくても、実社会で実践することを勧めます。もちろん、課題解決自体が研究であるという工学部のエンジニアリングのような分野もありますが、それは背景でしっかりその必要性や解決方法の新規性、解決方法を確立するための課題解明の独創性などを説明することが求められます。

研究計画書の基本

研究計画は最低、「Why, How, What」を含んで書いて下さい。

Why-なぜあなた(私)はこの研究をするのか
How-どうやって研究をするのか
What-何を研究するのか

まず、自分の研究の目的が何かをはっきりさせ【目的=What】、その次になぜこの研究をするのかを書きます【背景=Why】。さらに【方法=How】です。以上の3つの内では、Whyが一番重要です。しかし3つのうちのどれが欠けても研究計画書としては成り立ちません。

研究計画書はどう構成するのか?

以上のWhat, Why, Howを意識しながら、研究計画書は、以下の構成で作成するとわかりやすいと思います。それは、

研究のタイトル(題目、テーマ)
この研究の目的
この研究の背景
この研究で採用する方法
この研究の結果から予想される成果
研究の特徴

まず、自分の研究の目的が何かをはっきりさせ【目的】、その次になぜこの研究をするのかを書きます【背景】。そして次に、どのようにして研究するのか【研究方法】。最後に【予想される結果】と【研究の特徴】を書きます。

計画書の各論に挑む

それでは各論に入ります。
* 研究のタイトル(題目)
研究のタイトル、あるいはテーマといってもいいでしょう、はこれから研究計画書で説明すること全体の『キャッチコピー(セールスコピー)』です。つまり「これについて書く」という宣言のようなものです。もちろんタイトルがすべてではありませんが、これでかなり決まってしまいます。そのためには、読み手、面接官が興味を持ってくれそうなタイトルにしましょう。要するに、相手が、「それって面白そう!」と思ってくれるようなキャッチコピー感覚で創るのがコツです。
 
 なおタイトルいったん決めたら変えられないということではなく、入学後の議論や調査、研究の進展によっては変わります。それは入学後に受験生の皆さんが前進したことの証しでもありますから、心配いりません。実際、変わることが多いのが現実です。

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